若い世代、女性のお客様が多い

 若い世代、女性のお客様が多いことを考えると、この会場に入ってきたときに持ってきた映画の種類が違うような気がして。でも、僕がそういう風に思うこと自体がこの映画の狙いです。戦争を知らない皆さんに僕たちがつくった映画を観ていただけることをありがたく思います。

 静岡の印象はいかがでしょうか? お茶がおいしい、静岡の方はおおらかで優しいイメージがあります。過去に撮影で大井川など使ったことがあります。学長のお話で感じられたことはありますか?

 学長が話された内容は、今まで全然知らなかったのですが。同じように戦争被害者のことも全然知らなかったのです。戦争に関しては知らない事実がいろいろあるなと思いながら聞いていました。

 角替学長今の平和な社会が築かれる背景には、極めて激しい時代があった。このようなことはすべてのひとがきちんと理解しておかなければいけない。このようにリアルに描かれた映画というものは非常に貴重だと思います。全国、いやアメリカでも公開してほしいと思います。

 この映画はアメリカのスタッフがアメリカ軍側を、日本のスタッフが日本側を撮っています。昔戦争をしていた日本とアメリカが65年経った今、一緒に協力して1本の映画を作り上げました。是非たくさんの人に観てもらいたいです。

 この映画には答えがありません。ですが、皆さんそれぞれ持ち帰っていただいて、考えなくてもよいので、なにかどこかでほんの少しでも感じていただけたら嬉しく思います。

 最後は恒例となりましたが、会場にいる全員で平和への祈りを込めて、静岡名産のお茶”にちなんだ緑色の折り紙で折り鶴を作成しました。すでにキャンペーン等で何度も折り鶴を折っている方がスムーズに折っていく隣で、はやや苦戦。アドバイスをする一幕もありました。

この記事は映画「太平洋の奇跡」http://www.taiheiyo-no-kiseki.jp/から一部引用しております。情報サイトwww.9680.jp 大阪も実際にそうですよね! よろしくお願いします。

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